『ソラリス』/スタニワフ・レム △
え~と、そのなんですな、本格SFってさ・・・水無月・Rのキャパを軽く超えていくんだなって、痛感しました!!向いてないのね、単純アタマのワタクシには(^^;)。いや、今回は登場人物の多さじゃないんですよ。なんというか、「SF」の「サイエンス」部分が難しかったんですよねぇ。超絶文系人間なもので・・・。スタニワフ・レムさんの代表的SF作品である『ソラリス』、難しかった~。
それと、なんていうかですね、ラストが水無月・R的に、非常に衝撃的でして・・・。・・・まさかの、〈何もカタがついてないのに、物語終了〉とか・・・。突っ込んでいいのか、突っ込んじゃダメなのかも、わからないんです。そして、恥ずかしながらどうしてこの作品が<読みたい本リスト>に入ってたかも不明だったりします(笑)。『断絶への航海』とおなじ、『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』の影響(紹介されてた作品?)だったかなぁ・・っていう、ね。
意思(知性?)を持ち、自律運動をしていると思われる、惑星ソラリスの海。長い年月をかけた研究にも成果はなく、人類とそれの間に意思の疎通がないどころか、海がどういうものであるかの体系的な定義もなく、一時の熱狂が去り細々と観測研究が続けられているそのソラリスステーションを訪れたケルヴィンは、何かにおびえる研究員たち、「いるはずのない存在=お客さん」と出会ってしまう。それが何かも分からず怖れと混乱に陥ったケルヴィンの元に、10年ほど前に共に暮らし自死した(ケルヴィンとのけんかが引き金で?)恋人…