『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか?』/岡野あつこ 〇
なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室 (講談社+α新書) [ 岡野 あつこ ] - 楽天ブックス
ワタクシ、妻の側でございます。最近、ワタクシの一言で夫がブチ切れる場面が数回ありまして、「そりゃ私の言い方も悪かったけども・・・」と反省もするんですが、「なんか、向こうの受け取り方がひがみ過ぎてない??」と思ったりも。てなわけで、『なぜ「妻の一言』はカチンとくるのか?』というタイトルの本書を知った日、速攻で図書館に予約を入れてしまった次第です。著者岡野あつこさんは、自らのバツ2経験を活かして離婚カウンセラーとして活躍、YouTubeチャンネルもやってらっしゃる方です。
サブタイトルに〈夫婦関係を改善する「伝え方」教室〉とありますが、妻の物言いを非難するような内容ではありません。ありがたや(笑)。どちらかというと、夫の側の対応の悪さを指摘して、「妻はこう考えてるのに、どうして夫は言葉や態度の出し惜しみをするのだ」的なことを書いてくれています。そこを読みながら、「夫というのは、〈察してちゃん〉なのだなぁ」と、再確認してしまいました。〈察してちゃん〉を察してあげないから、ブチ切れるわけだ・・・もちろん、それだけじゃないけど。
夫婦間にも「ホウレンソウ」が必要、ってやつですねぇ。あと、「夫婦だから、わかるだろう、察してくれ」は、よくないですね(多分、我が家の揉め事の大半はこれのせい。互いに)。中高年男性の「謝ったら死ぬ病」は、壊滅的にヤバいです。ありがちですが(ウチの夫…