あああぁああぁあぁぁありかわさんッ!
哀れな読者を、悶え(萌え)死にさせる気ですかっ!!!
郁も柴崎も「はちきん」全開で、ベタ甘ラブロマで、大規模戦闘やら頭脳戦やら、とにかくとんでもなくてんこもりストーリー。
しかも、シリーズ最終巻。だっ、誰か!助けて・・・・。
いや、とりあえず落ち着け、水無月・R。
ってか、無理です。実を言うと、昨日一日で読了してたのです。ですが、毎度ながらあまりの興奮に、文字を打ち出すことができず。1晩たったら書けるかもと、あまり望みはないながら、時間を置いてみました・・・・が。やっぱダメじゃん、私。まる1日置いてなお、興奮冷めやらず。
てな訳で、今回も先に白旗を上げてしまうぞ。
「まっとうなストーリー紹介や感想を望まれる方は、他のブログさんへどうぞ~!!」
ふふふ。先に負け犬宣言をしたから、あとはもう思うがままに萌え叫ぶのみ。
いっそ清々しいね(←ソレはアンタだけだよ、水無月・R)。
ええ、ハイ。
水無月・R大絶賛、読んだら即萌え、のたうちまわって身悶えしてしまう、有川浩さん作品ですよ。図書館戦争シリーズの最終巻、『図書館革命』でございますよ。
ヨロコビのあまり、半分どころか、ほぼ全壊してますからね、ネタばれとか、ベタ甘とか、いいトシして乙女とか、はちきんとか、「おかーさん、なんか大丈夫…?(息子談)」とか、何でもありですよ?
しかも、超・長文。水無月・Rの萌えにお付き合いいただける方のみ、続きをどうぞ(笑)。
大体ね、のっけっから、カモミールティー飲みに行っちゃってんじゃん、郁と堂上!
きゃ~ッ!きゃ~ッ!いきなり、そう来ますかい!
おまけにバカップルの振りして、お買い物にも出かけちゃう?(←作戦だって)
しかもつないだ手をポケットに?!
もう~、この辺りですでに、ボディーブロー喰らいまくってフラフラ、って感じですよ。
なのに、更に柴崎が行動に出るし!泡食った手塚も、その後ちゃっかりそれに乗ってるし!
何なんですか、一体!どこのラブコメですかッ!
玄田隊長と折口さんも息が合ってるし、小牧さんと毬江ちゃんもしっかり指輪買いに行っちゃうし、稲嶺前司令の奥さんとの想い出の話もとっても叙情的。
さすが最終巻、全てのメインキャラに愛の手を!なんですね、有川さんッ!
(あ、手塚兄には相手がいなかった・・・(^_^;))
そして、第一のトドメが、書店バックヤードでの階級章の貸与。と思ったら、その勢いで郁がキスしちゃったよ!(←これが次の必殺パンチ)
更に、作戦終了後、やっと面会に行けた病院で、郁の再告白(必殺キックか?)。
それに応えた堂上のキスに・・・マジで悶え(萌え)死にかけました。
我が子達の目の前で「ぎゃ~!」と叫びながら、のたうちました。
な・・・なんつう爆弾をかましてくれるんだ、有川さん。
しかも、さりげな~く、プライベートの境界線が変わってるし(こういうの、すんごく萌え)。
更に、3年後は結婚して「篤さん」「郁」だし。
ついでに言うと、未だに手塚は柴崎落とせてないし(おお「じれったい愛」だ!)。
「活字のベタ甘ラブロマ
」の王道、ここに極まれりですよ!

大阪への逃避行中に、壊れた携帯の代わりに電報を打つことを思いついた郁、偉いぞ!
そして、デパートでの当麻の大変身には、大爆笑。いや…いるよ、大阪には、フツーに、ホント・・・でも、すごいっすね(笑)。あのノリは、大阪のオバちゃんを知らない人にはわからなかろう。さすが関西在住の有川さん
。

柴崎の携帯故障の報復措置も、鬼だし。(でもそれも手塚への愛なのね)
とにかく、あちこちに水無月・Rのツボを刺激しまくるエピソードが満載。
それでいて、ストーリーから外れることなく、それどころかよりストーリーを強固なものとしている。
≪真面目なほうのあらすじ~萌え抜き編~≫
原発へのテロがとある小説と全く同じ手法で実行され、作者・当麻が「メディア良化委員会」に身柄を狙われる。もちろん当麻を保護したのは、我らが図書隊堂上班+α(緒形・柴崎・折口)。内密の保護作戦の筈が、どこかから情報が漏れ、当麻が連れだされそうになる。もちろんこれは堂上班の罠で、炙り出されたのは手塚の兄・彗の率いる「未来企画」の江藤館長とその配下の2人。そこで柴崎が、慧と交渉し、「未来企画」の方針転換をさせ、図書隊のバックアップで中央へ出向させることを取り決める。(一、その始まり)
次に当麻が身を寄せたのは、前図書隊司令・稲嶺の自宅であった。監視の裏をかく作戦であったが、周到に事を運んだにもかかわらず、再び情報が漏れ、良化委員会の襲撃を受ける。事前に襲撃を知り、稲嶺が車いすの体ながらも襲撃者を足止めし、混乱をついて郁と堂上の護衛により、当麻は図書隊基地にたどり着く。情報漏洩の元は、またしても江藤であった。(二、急転を駆けろ)
マスコミを総動員した、「良化委員会対策」としてのTV局パス報道が功を奏しつつある中、当麻対良化委員会の行政訴訟が始まるが、「言論の自由を守れ」という世論に反して、敗訴。控訴するも、またもや敗訴、最高裁まで持ち越されることになる。最高裁でも敗訴した場合の対策会議で、郁のつぶやいた「亡命」がクリーンヒットを放つ。(三、奇貨を取れ)
最高裁の敗訴を受け、嵐の中大使館に駆け込もうとする、当麻保護班。しかし、また情報が漏れており、各亡命候補大使館前には良化隊員が張り込んでいた。堂上・郁・当麻3人のみの逃避行。逃げるうちに、堂上が足に被弾する。当麻の懇意にする書店へ逃げ込み、店長の協力を得て、郁と当麻が大阪の総領事館へ向かうことになる。堂上には救急車が呼ばれ、図書隊に連絡がいく。(四、嵐を衝いて)
カーナビに頼りつつ、大阪へ向かう郁と当麻。途中、水没した携帯の代わりに暗号電報という手段で、図書隊へ今後の行動を報告する。嵐を抜け、大阪にたどり着いた2人は、翌日デパートを訪れ、店員の絶大なる協力のもとに当麻を大変身させる。郁が囮となり、暗号を解いた関東図書隊から連絡を受けた関西図書隊の保護のもと、当麻は無事英国総領事館に入る。当麻の問題は、国内問題ではなく国際問題となり、世論を受けた政府はメディア良化法の最新施行令を破棄、問題は概ね決着。堂上を見舞った郁、二人の関係が新たな展開を迎える。(五、その幕切れ)
おいおい。これだけ書くと、すっごく真面目で固い社会派な物語ですよ。いや、実際にそうなのです。なのに、ど~してこんなに、萌えなんでしょうか。社会派と萌えが全く違和感なく共存するその物語構成、有川さん、凄すぎです。
有川さんの問題提起には、本当に毎回頷くばかりなのです。無関心から身の回りの危険を見逃してしまうことや、自分を正義と信じ込みそれを振り回すことへの傲慢さや、本当に必要なのは、揺るがず日和らない意思であること。
いつも心掛けたいと思いつつ、全然できてないので、偉そうなことは言えませんが、こういうことをきちんと織り込んだ物語であるのに、重苦しさがない、というのが、本当にすごいことだと思います。
有川作品は、ベタ甘ラブロマだけど、社会派で、スピードスリルがあって、ホントに、すごいなぁと思うのです。これが、ほぼ同年代の女性の描く作品。
いや、全然出来が違うから。同じ土俵に上がろうなどと思うな、水無月・R。無理だから。
イイのです。私は、ただの観賞者なのです。
素晴らしい作品は、素晴しい。
萌えな作品には、萌え叫ぶ。
正しい鑑賞法かどうかも、もうどうでもいいです(笑)。
書きたいことの1割も書けないままですが、これ以上は、私の能力では収拾がつきそうにありません。
私のグダグダな長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
(2007.12.03 読了)
追記:アニメ化決定したそうですね~。是非、手塚兄弟のどちらかに声優・杉山紀彰さんを推したいです!アニメ「BLEACH」石田雨竜役・「ナルト」うちはサスケ役など「プライド高ッ!」な役を演じるととんでもなくはまる声優さんです。かっこいい声なんですよ~。
更に追記:『別冊図書館戦争Ⅰ』が、4月発売予定だそうです!きゃ~ッ!「Ⅰ」ですよ「Ⅰ」!ってことは「Ⅱ」もあるんですねッ!有川さん、ありがとうございますッ!
水無月・Rの「図書館戦争シリーズ」記事
『図書館戦争』 ◎
『図書館内乱』 ◎
『図書館危機』 ◎
『図書館革命』 ◎ (本稿)
この記事へのコメント
香桑
一言では足りない。思いっきり絶叫しなくては。
最終巻でカモミール・デートが達成できるのか心配していたのに、最初っから行っちゃって、最後はああなっちゃって。きっと窓辺にカモミールの鉢植えを篤さんが植えていたりするんだ……と想像は膨らみまくります。
すずな
読んだ後も興奮をずぅーーっと引きずっちゃいますよね。さすが、最終巻!でした。水無月・Rさんのレビューを読みながら興奮が蘇ってきました。だって、私とツボが一緒なんですもん。・・・なんか、またしても再読しちゃいそうです(笑)
そして、香桑さんのコメントにまで悶えさせられる私^^;カモミールの鉢植えっ!そして”篤さん”って!ぎゃぁーっ・・・い、いかん;;;
水無月・R
そう、私もカモミール・デートが事態解決後の「ほっこりタイム」になると思ってたので、びっくり。でもウレシイ予想外れでした。
うぉっ!窓辺にカモミールの鉢植え!しかも「篤さん」が育ててる・・・ぎゃ~、萌え~!!
>すずなさん、ありがとうございます。
このしょ~もない長文にお付き合いいただけただけで、光栄です~。
もう私、有川作品に関しては、読む前から白旗上げようかと(笑)。
『危機』の後、最終巻は本当にケリがつくんだろうか、とドキドキしてたのが、ホント有川さんに対して失礼だったですね。予想を超える、登場人物たちの動き、問題提起とその有川さんなりの解答、そして萌え。ホンット、読んでよかったです。終わってみて、(自分は何もしてないくせに)非常に達成感がありました。
白い怪鳥
こちらからも、お返ししますね。
>おいおい。これだけ書くと、すっごく真面目で固い社会派な物語ですよ。
全くそうですよ。
他人にあらすじを語ってしまうと、多分あらぬ誤解をさせてしまいそうな罠。(^_^;)
その本質は・・・・・・皆さんが感想でのたうち回っているのを読んで、ついつい笑っちゃいます。
・・・・・でも、自分が読んでいる姿は、決して人には見せられないんですけどね。(^^ゞ
香桑
名字が一緒なので、なんとなく。
余計な一言で楽しんでいただいたみたいでよかったです。(^^; 多分、稲嶺司令から株分けしてもらったんですよ、と付け加えておきます。
やぎっちょ
萌え死にって・・・いい言葉♪いろんな死に方がありますが萌え死にってひょっとすると一番幸せな死に方??
ややや。死に方の話はさておき、なんか・・あ~あ~、水無月・Rさんの感想、あちきの感想に近い感じ(つまりワーとかキャーとかそういうの)になってるし。。。
同志よ!!(昇る朝日のイメージ)
・・・というか、後でマジメ編書いてるしぃー。。。あ~こうして自分だけが内容のないブログを書き続けていくのであろう(汗)来たれ理性よ!
(人のブログにこんなコメント残してすみません・・・気がついたら全然ないようのこと書いてないし)
エビノート
読んでいたときの興奮が甦ってくる熱いレビューですね!
最終巻の興奮は、一日経ったとしてもなかなか冷めませんよね(私も次の日に書いたんですが、興奮冷めやらずでしたもの)
至るところで、きゃ~きゃ~悶えつつ、考えさせられるところでは考えさせられ、読者を夢中にさせる作品でした。満足です~♪
マトモな感想は無理といいつつ、真面目なあらすじ紹介もされている!凄い!!
私は早々に断念しちゃいました(^_^;)
水無月・R
そう、有川さんの懐の深さ、ということなんでしょうね(笑)。
確かに、読んでる姿は他人には見せられないかも。って、子供ならいいのかというと、それも微妙・・・。最近慣れてきたみたいですが(アレ?)。
>香桑さん、ありがとうございます!
ちなみに、杉山さんは「プライド高ッ!」声なのに「トホホ感が漂う」という、すんばらしい演技力の持ち主です(笑)。手塚光そのものではありませんか!
カモミールの株は、稲嶺司令から・・・きゃ~!そんなぁ~!堂上家の家宝になりますね、きっと!
水無月・R
同志?!ホントですか?!光栄ですっ!
もうね、自分の萌えに直球投げてくる作品に対しては、萌え叫ぶことにしたんですよ。冷静に書こうとしても、無理なんで(笑)。
《真面目なあらすじ》は、有川さんの凄さを褒め称えたかったはずが、すごく長くなってしまって、伝わりにくいじゃんと思っております。精進せねば。
>エビノートさん、ありがとうございます。
いや~、もうホント、ダメなんですよね~私、有川作品は・・・(^_^;)。
書きたいことはいっぱいあるのに、全然整理がつかず、人様に安心して読んで頂けるような文章が書ける日は来るのだろうか・・・。(←いやきっと来ない)
なので、ちょっと居直ってみました。図々しいですね(^^;)。
雪芽
興奮、言葉にならない、わかります、わかりますとも。ひとまず、ささ、水でもグイっと一杯どうぞ。
な~んて冷静ではとてもおれませんて。レビュー読みながら水無月・Rさんと一緒にあの熱狂よ再びで、萌えに萌えました。ああ、どうしてくれる~(けど嬉しい・笑)
ベタ甘ラブコメ上等。社会的問題も鋭く突いてくる。只者ではありませんね有川さん。
『レインツリーの国』ではたっぷり泣かせてくれるし、次はどの手でくるのだろうとわくわくしてしまいます。
水無月・R
読了3日経ってもまだ、頭の中には関東図書隊の皆さんが走り回っております。
有川さん、素晴しすぎますッ!
シリーズ終了ではありますが、これからも図書隊の戦いは続くわけで、そうなると私の妄想はとどまるところを知らず。
早く真実を、有川さんに補完していただかないと、(水無月・Rの頭の中は)トンデモナイことになりそうです(笑)。
ERI
「全てのメインキャラに愛の手を」有川さんのサービス精神に、脱帽。番外編もあるそうで・・そっちでも、この方たちの恋の行方を教えていただきたいものです!!
水無月・R
そうなんですよ~、番外編が気になって気になって。掲載雑誌を全部買うか、本になるのを待つか、非常に悩んでおります。
柴崎と手塚は、案外手塚が思いもしないところで柴崎を落としちゃったりしないかしらん…とか、勝手に期待してたりして(笑)。
juzji
でも、気持ちわかります!
だってテロがあって、その裏ではデートかよ
!
そうくるか? って感じ。
とにかく、楽しませてもらいました。
水無月・R
いや~、もう有川作品に関しては、まっとうに書けるわけもなく…(笑)。
ええ、郁と堂上のデートや戦闘や、萌え要素たっぷりで、もう、素晴しい作品でしたね!
(←未だにまともなことが言えないらしい)
june
本当におもしろかったです!真面目な骨組みの話に、隙あらばさしはさまれるラブロマと笑い、たまりませんでした。読みながらニヤニヤして、うっひゃ~とか、くは~とか、言ってる母親は、子供にとってかなり気持ち悪かったことと思います。でもスピンオフでまたその状態になると思われます。
それにしても真面目編も書けちゃう水無月・Rさん、すごいです。私は読み終えて何日かたった今、思い出してはキャーと赤面したり、終わってしまったさみしさに呆然としたりしてます。
水無月・R
うふふふ・・・。juneさんもお仲間ですね。子供に不審がられても、有川作品を読みながら身悶えする仲間・・・うふふ(^^ゞ。
「ぎゃ~!」とか「くうぅ~ッ!」とか、とにかく気味悪かったことでしょう…すまんね、萌え死に寸前の母で・・・(笑)。
ああ、一日でも早く、番外編が単行本化されんことを祈ります!
空蝉
水無月・R
もうね、有川さんの作品は、水無月・Rの理性を飛ばしてくれますからね。開き直っちゃいますよ。うふふふ・・・。
ああ、早く4月にならないかな~。「別冊」が楽しみです!
藍色
ベタなラブストーリーに絶叫、身悶えして、ページをめくる度に顔を赤らめて、変な奇声を放ってしまってたことを熱く思い出しました~。
番外編の単行本化、とっても楽しみです。
水無月・R
萌えですよ、萌え。たまりませんね、はい。
有川さんは素晴らしい!その一言に尽きます。
ホント、私にとって「萌えの神」です。
これからも、萌え叫べる作品をどんどん発表して頂きたいです!
まみみ
水無月・R
いや~、有川さんの萌え炸裂な作品は、いつでも盛り上がれますよッ!(←水無月・Rだけじゃないはずだ!)全然OKですよ。
アニメ・・・TVの前で幽体離脱しないように気をつけねば(笑)。
ゆき
今日はどうしてもききたいことがあって革命のほうに参りました。革命で郁がメガネを買うシーン。
「ちゃんと欲しくなったので自分で買います。せっかく似合うって言ってもらえたし」そう言って笑うと堂上は急に難しい顔になって横を向いた。「・・・たまに」そう呟いて末尾が消えた台詞は何を言おうとしたのか分からない。
ここ!末尾なんて言ったんですかね~!!
有川作品は登場人物の心境がわかりやすく書かれてるのでありがたいのですが、ここだけがわからない!難しい顔?甘い言葉じゃないですよね?よければぜひおしえてください!!
水無月・R
ホントにベタ甘!なのが良かったら「ハーレクイン」系ってのもありますが(笑)。あれは結構スッゴイ作品がありますよ~(^_^;)。
メガネ屋さんのシーンですね。
私の勝手な見解ですが・・・。
多分、堂上は郁にプレゼントをする口実が欲しかったんだと思うんですね。
自分が似合うと言いそれに喜んでくれた、だけど自分で買うという。ちょっと残念な気持ちで「くそ、任務じゃなければよかったのに」って。
「・・・(お前のそういう生真面目にけじめをつけたがるところが)たまに(とても悔しい)」とか、どうでしょうか。
この頃すでに堂上も郁への愛情が盛り上がってますから、そこへ水を注されたような気持になった…と。
堂上は郁が自分で買いたいという気持ちも解るし、だけど(経費で落ちるけど本当は)俺が買ってやりたかった、そんな誰へともない自分の嫉妬の気持ちに、苦い思いを抱いたのでは?
有川さんの意図とは、全然違うかもしれません。私は、堂上の郁に対して大人ぶりたい気持ち(まあ実際大人ですが)の揺れからこんなシーンになったのかな~と思います。
いかがでしょうか?
ゆき
水無月・R
いえいえ、私なんぞマダマダなんですよ~(笑)。
でも、ブログ始めて、イロイロ皆さんのお勧めとか教えてもらって、読書の幅が広がったかな~と思ってます。同じ本でも、皆さんそれぞれ感じ方が違ったりして、楽しいです。
ハーレクインは、案外借りられてますよ。大丈~夫(^^)v。
最近の図書館は「ライトノベル」も結構おいてますからそっち系もいいかも知れませんね。
有川さんも桜庭さんも、デビューはライトノベルですし。「ラノベ」は中高生の間で大人気。わかりやすい文体で読みやすくて、ストーリーがはっきりしてて、展開も早いですよ。大人でもハマってる人が増えてるみたいです。
妊娠7カ月とのこと、お大事にお過ごしくださいね(^^)。
ああ・・・私もそんな時代がありました…(←遠い目)。