は~~、面白かったぁ!
ひつじくん、おめでとう!大崎梢さん、ありがとう!
あ・・・、「ひつじくん」って言うと「井辻です」って言い返されちゃうかな(笑)。
いやぁ~。テンションあがるなぁ!
楽しいなぁ、ホントいい味出してるわ~ひつじくん。前作より成長してるけど、それでもやっぱりいじられキャラで、内心で激しくツッコミ入れつつ、ソフトに口に出しても(←ここ成長)スルーされちゃうというトホホ感が、素敵すぎる。トホホには愛があるわぁ~
なんかもう、ご近所コンビニのパートのおばちゃん感覚で、見守りたい(←最近そればっかりや(笑))。

本好きにはたまらない、本・書店・出版取り次ぎ・出版社・作家さん・・・色々な人たちが関わって、素敵な謎解きが始まります。
「ビターな挑戦者」
大手出版取次会社で出会った、超辛口社員。彼の目指すところ。
「新刊ナイト」
女性作家の書店巡り。彼女のサインを欲しがる書店員。何か裏がありそうで。
「背表紙は歌う」
地方書店の経営の危機と、出版社営業さんとの関わり。
「君とぼくの待機会」
文学賞の受賞者が、選考前から決まっているという噂。各社営業さんチーム、東奔西走。
「プロモーション・クイズ」
とあるミステリ小説の中に出てくなぞなぞの応用版を、とある書店員さんが作成。
期待してた「成風堂とのコラボ」は・・・なかったわけじゃないけど、ちょっと物足りないかな~。井辻くんの担当書店じゃないから・・・ですかねぇ。井辻くん、担当替えにならないかなぁ(笑)。是非直接対決(ほのぼのミステリー解きで)して欲しいですもん。他社の営業である真柴が、「かわいい書店員さんが沢山いる」という成風堂、井辻くんの担当書店になったらいいのに~。そんで、真柴に牽制されまくれば、なおよろしいですなぁ(笑)。
真柴の野望「可愛い書店員さんとのロマンス」がかなう日は来るのでしょうかね(^_^;)。
ちなみに、作中作のなぞなぞも成風堂の書店員さんが作ったなぞなぞも、全然わかりませんでした。解説されてやっと、はあぁ~!って納得。まあ、いいです。水無月・R、謎解き能力高くないし・・・(笑)。
「君とぼくの選考会」、文学賞選考会の内側が詳しく描かれてて、へぇぇ~!ってなりましたね。各社それぞれ自社から出してる本が一番だけど、その作家さんが惜しくも逃しても受賞作家さんの受賞後第一作めはウチから出るし・・・とか、色々協力体制なんですね。それと、受賞するかしないかは関係なく、先にインタビュー撮っちゃうんですねぇ。ビックリ。
いったい誰がデマの元なのか?!そんなデマを流す目的とは?!というドキドキ感&ピリピリした感じが、発表までと言う時間制限の中どんどん増して来てて、結構緊張しました。
・・・で、誰が受賞したんでしょう、「東々賞」。すっごく気になる~!
ひつじくんもいい感じに成長してきたし、真柴たち他社の営業さんとの関係も進化し、書籍に関する世界の色々な知識もまた広がって来て、大変楽しい一冊でした。もちろん、コレで終わりじゃなくて、もっと続いて欲しいシリーズですね~。もちろん、〈成風堂との謎解きコラボ〉も楽しみにしています。
がんばれひつじくん、頼みます大崎さん♪
(2011.02.27 読了)
この記事へのコメント
苗坊
文学賞受賞の様子は面白かったですね。
いろんな出版社の方々がああいう形で待ってるんだなぁって、何だか裏話を読んでいるようでした^^
結局どこが受賞したんでしょうね~。気になります。
成風堂とのコラボ、今回はあると思ったのに残念でした^^;次回に期待!でしょうか。
ひつじ君が変わってないけどちょっと成長している気がして読んでいて嬉しかったです^^
水無月・R
「東々賞」、気になりますよね~。後日譚でいいんで、どこかのお話に出てこないかなぁ~と思います。
そして、コラボは次作に期待!ですねぇ~。
またひつじ君は成長するのかな?でも、あの愛あるトホホ感は残しておいてほしいなぁ(笑)。
すずな
ひつじくんもちょっとずつ成長してるようだし(笑)
それにしても、ホントにいつなったら成風堂のみんなとひつじくんとのコラボが読めるんでしょうか。「楽しみは後で」って大崎さんにかなり焦らされてるような気がしますね~(笑)
そういう意味でも、本当に続編が待ち遠しいですね~!
水無月・R
このシリーズはホント、テンションあがりますよねぇ!
どうか、次作こそ成風堂とのコラボを!じらされてるなぁ~って、私も思いました(笑)。
待ち遠しいですね~!