有川浩さん原作の、映画『阪急電車』を観てきました~!

基本的に【蒼のほとりで書に溺れ。】は読書感想ブログなんですが、有川浩さんだけは別格なんで、映画の感想も書くことにしちゃいました!・・・といっても感想というよりは、いつもの如くアレな感じで萌え叫んでるだけなんですが(笑)。
ですので、まあ皆さんもうお分かりかと思いますが、この先は私の長駄文にお付き合い頂ける心の広~い方だけ、どうぞ~♪
なんていうか、感無量です・・・!!
原作の小説『阪急電車』を読んだ時も、とても感激して萌えのたうった記憶があるのですが、映画ももうホント、ニヤニヤとアヤシイ人全開で観てました(笑)。ああ、暗い所で良かったわ~。
って言うか、両隣の方々ホントにごめんなさい(^_^;)。悪い奴じゃないんですよ・・・。ただ、熱狂的な有川さんファンなだけで・・・(笑)。
征志&ユキカップルの話がすぽんと抜けてたけど、それ以外はかなり原作に忠実だったとおもいます。
ですので、ストーリーに関して言及はしないです。いや、言及できないです(笑)。
何故なら、今すぐにでも萌え叫びたいからです・・・!!(←あ~、色々アレなですね、相変わらず)
メインはOLの翔子さん。だけど、大学生のミサさんも、凛とした老婦人・時江さんも、気の弱い康江さんも、女子高生のえっちゃんも、美穂ちゃん&圭一君の初々しい大学生カップルも、そして友達にいじわるされてるショウコちゃんも。皆がみんな、自分の物語の主人公なんだよねぇ。でも、主人公が沢山いてお互いに関わり合っても、きちんと物語は混乱することなく進んで、電車は往復し、きちんと終着駅に辿り着く。
登場する女性たちは、みんなはちきんで、もうホント、嬉しかった!!
〔恒例すぎてしつこい解説:「はちきん」とは、男勝りでサッパリとした気性の、芯がシッカリしている女性をさす、土佐弁です。有川さんの描くはちきん女性は、水無月・Rの目指すところであります。〕
映画を観終わって、私、思いました。
「私も、まっすぐ背筋を伸ばして歩いて行ける、日和らない大人になろう」って。
どの登場人物も、凛として素敵でした。自分というものをしっかり持っていて、自分の力で地面を踏みしめて立つことのできる、一人の〈ひと〉として立派な存在で。
女優さんたちは、みんなそれぞれ色んなタイプの美人で、見てて楽しかったですしね~♪
映画の中で、最もニヤニヤしたのは美穂ちゃん&圭一君カップルですねぇ。なんなのこの「じれったい愛
」っぷりは!

いいよねぇ~、「じれったい愛
」は正統派エンターテイメントですよ!もう、悶えちゃいますね!

梅田の映画館の座席で身をよじって両隣りに迷惑をかけてる女がいた、という記憶がある方、ごめんなさい。ソレは水無月・Rです・・・(^_^;)。
この二人、往路の駅を降りて階段で話してるシーンで、超ニヤニヤさせていただきました~!
そして復路の「どうして君は」「どうしてあなたは」のシーン、声出して笑っちゃいました。このシーンだけイラストが画面に入って来るんですが、二人のぽわ~ん
っぷりが良くわかる表現で、すごくよかったですよ。ああもう、可愛いなぁ!

えっちゃんのトンデモ彼氏話も、本物の女子高生がしゃべってると、余計に面白いですねぇ!
あんなにカッコいい彼氏なのに、アホなんだもんね(笑)。でもえっちゃんの事ホントに大事にしてて、いい彼氏ですよ!羨ましいぐらいだ!
羨ましいといえば、康江さんの旦那さんと息子さん。行きたくないけど勢いで来られて、断りきれなくて・・・で、すんごく高いランチに行く康江さんを、「付き合いもあるからなぁ」「俺はお母さんのチャーハン大好きだよ」って送り出せる、優しい家族。復路で「ランチ行かないことになった!」って康江さんが電話する姿も、ホントに家族の事が大好きなんだなぁって、素敵な家族だなぁって思いました。あのシーンの康江さん、すっごく可愛いんですもん。
ちなみに水無月・Rの家族は「嫌なら何故断らない」「お母さんだけ高いランチずる~い」って言うのが目に見えてる・・・(^_^;)。いや、ウチの家族もいい家族だけど、食べ物の恨みは・・・って系統の一家なので(笑)。
先程女優さんが皆美人、って書きましたが勿論、男性俳優さん達もみんなイケメンで、ホクホクな私でした(笑)。
そして、色んな登場人物たちの中で、私が注目したのはショウコちゃん役の高須瑠香ちゃんですね。今作で映画デビューだそうですが、とっても可愛い。意地悪されてぐっとこらえたり、中谷さん演じる翔子さんと会話するシーンなんか、すごくよかった。まだ小学生だと思うのですが、清々しい美しさを持ったいい女優さんになれそうで、将来が楽しみですね。
映画を見てて、また阪急電車に乗りに行きたくなりました。
時江さんと亜美ちゃんのよく行くドッグガーデンとか、宝塚ホテルとか(現在『阪急電車』にちなんだ特別ランチを提供中らしいです)、まだ行ったことのないところもたくさんあるし。
以前、一人でリアル阪急電車ツアー、に行ったこともあるのですが、その時に見た風景がよみがえって来て懐かしいのはもちろん、またあのほっこりと癒される風景を観に行きたいなぁ~!という気持ちは募るばかりです。
――― さて、気がつけば相も変らぬ大長文(笑)。
最後まで読んで下さった方が、どれだけいらっしゃるか判らないのですが。
是非、映画『阪急電車』、観てください!
どうにもならない思いを抱えて生きてる人たちが、それでも前に向かって背筋を伸ばして歩いて行く、素晴らしい映画です。観終わった後は、ホントにほんわりと心が温まるし、自分もちょっとだけ頑張ってみよう、って前向きになれますよ。
(2011.05.25 鑑賞)
水無月・Rの『阪急電車』関連記事
小説『阪急電車』 感想
映画『阪急電車』観てきました!!(本稿)
この記事へのコメント
エキストラ
苗坊
私も見ましたよ~。よかったですよね!
私は基本的に小説の映像化は嫌いなのですが、この作品はとても良かったです^^
圭一君と美帆ちゃんのカップルがもの凄くかわいかったです~^^勝地くんと美月ちゃんが大好きなので、大好きな役を大好きな俳優さんが演じてくれてとても嬉しかったです。
女子高生と社会人カップルもよかったですね!タマテツのバカッぷりが可愛かったです!
あ~康江さんの家族もよかったですよね。息子が「俺のPTAのせいだろ?ごめんな」っていっているのがなんていい子!っておもいました~。
水無月・R
うわぁ~、いいですねぇ!私も参加したかったです~!
しかも、ショウコちゃんのシーンだったのですね。スクリーンで見るよりもきっと、素敵な子だったんだろうなぁ、と思います♪
ホントに、いい映画でした!
水無月・R
私も、映像化は色々と引っかかることが多いので苦手ですが、キャスト発表から公式ホームページをチェックし続け、全く問題なさそう!と思いました。
どの登場人物も、ホントにイメージぴったりでした。そして、美帆ちゃん&圭一君のカップルは、ホントに可愛かったですよね!
物語も、キャストも、大変満足な映画でした。
白い怪鳥
TBお返しさせていただきますね。
「どうして君は」「どうしてあなたは」のシーン、僕も笑っちゃいました。
良いですよね、ああいう雰囲気。(^-^)
水無月・R
美帆ちゃん&圭一君カップルは、ホントに素晴らしくエンターテイメントでした♪
背筋の伸びる、気持ちのいい映画でしたね!