きゃ~!きゃ~!きゃ~!!!
超・悶えます! も~、たまりません!
水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!
の有川浩さんですからね~。

ぶんぶんまわりまくる有川節に即刻、ノックアウトでございましたよ。
いやもう、悶えるあまり人格崩壊してしまうのは、いつものことですけど(笑)。
バンダイと角川文庫のコラボレーション企画、「ほっと文庫」の『ゆず、香る』。
「じれったい愛
」は、王道なエンターテイメントだよね!

有川さんと言えば、高知県出身。昨年の春 『県庁おもてなし課』でも、素敵な高知の物語を書いてくださったのですが、この『ゆず、香る』も、舞台は高知ではないながらも、有川さんの郷土愛がたっぷり詰まっています。
私事ですが、少女時代に3年半だけ、高知に住んでまして、私という人間の中で高知県という存在は本当にどっしりと根を張ったものなんですね。
なので、ホントにもう、有川さんが描く高知の物語は、私の中ですごく響くのです。
この物語、ほんの30ページほどの掌編なんですが、本当に読めてよかった!
・・・というのも。
「ほっと文庫」の『ゆず、香る』の存在は知っていたものの、初動が遅くてネットでは軒並み売りきれ、近所からちょっと遠くまでドラッグストアを探すも全く見つからず、バンダイならトイザラスか?!とおもちゃ屋さんまで探しまくったのですが、結局入手できず、ハンカチ噛み締めて悔しがっていたのでありました。
ところが先日、「『ゆず、香る』2つあるから送ろうか?」とおっしゃって下さった方がいまして!
もちろん、「おねがいしますぅ~~!!!」と。
というようなことで、幸運にも、手に入れることが出来たのでした~♪
ハッΣ(゚ロ゚〃)。
全然内容に触れてないや(笑)。
というかね、ホントに掌編なんで、あらすじとか語っちゃいけないと思う。
なので、有川さんらしい、素敵なエッセンスを少々紹介しましょう。
我々の年代の男子は、ホントにガンダム好きですよね~。ウチのダンナも好きですよ。超詳しいですよ。今やってるガンダムだって、子供と一緒に見てますよ(笑)。日曜の夕方に、雁首並べて(^_^;)。
それから、郷土愛の張合いとか、微笑ましすぎる~。お互いレクレーションのノリでポンポン言い合える仲とか、すっごく素敵だし。
それだけ親密になっちゃうと、逆に恋愛方向へは踏み出せなくなっちゃう、ってのも王道だ!
大学卒業後も、礼儀正しく友人として何度も会ってるのに、今のポジションを失うのが怖くて身動き取れないなんて、ああなんて「じれったい愛
」なの!

そんな関係から、踏み出すためのきっかけが、彼女の故郷の「ゆず」。
その彼女の故郷のゆずを使った入浴剤を彼が開発して、彼女にサンプルを渡し、
~君が喜んでくれたら、俺も嬉しい~ (本文より引用)
だなんて!きゃ~!きゃ~!!きゃ~!!
彼が渡してくれたものが何かわかって、お風呂で心ゆくまで堪能した後、夜中にもかかわらず彼へ電話した彼女。
・・・なんて素敵な恋物語
。

ますます、有川さんとその作品が好きになりました、私。
きゅんきゅんして、ほっこりして、ちょっとニヤニヤしてしまう。
読み終わった後、入浴剤持って、お風呂に駆け込みたくなりました。
こういうコラボの仕方って、上手いなぁと思います。
でも、もったいなくて使えないようぅ~(^_^;)。
(2012.03.16 読了)
この記事へのコメント
苗坊
私も動き出すのが遅くて入手できず、職場の先輩に買ってきてもらったんです^^;でもその後に増販してたくさん売っていたんですけども。
素敵な作品でしたね~。あんなに短い作品なのに有川さんらしさ満載^^ラブが素敵です~
キュンキュンしちゃいますよね。
最後の電話のくだり、ドキドキしました^^
水無月・R
この短さでも、有川節が効きまくりで、素敵でしたよね~♪
電話でのやり取り、良かったです~。
これからの二人が、やっぱり丁々発止とやり取りしながらも、愛をはぐくんでいくんだろうな~と思うと、とってもほっこりしました。
香桑
私も入手をあきらめていた頃に、人から譲ってもらいました(^^;;;
これを探すために、今まで入ったことのないお店にも、あちこち行ってみるきっかけになりました。
男性の友人たちに「ランバ・ラル好きの女子はありか?」と聞いてみたところ、「あり」が圧倒的多数だったのに対し、恋人のみ「珍しくないからなし」という答えが返ってきたのが思い出深いです。
短いですが、有川さんらしい作品でしたね。
すずな
水無月・R
この短い中にも、有川さんらしいテンポの良い会話のやり取りが、非常に効いてましたよね。
落としどころはわかってても、ヤキモキ、焦れ焦れ、きゅんきゅん。
そしてガンダムなど、私たちの年代にはホント「あるある!」なネタが詰まってて、とても楽しかったですね。
水無月・R
私も、誘惑とはかなり戦いましたわ~。辛くも勝ったというような感じ(笑)。
んなに短い作品でも、ちゃんと有川さんなんだな~と、嬉し楽しの読書でした♪