2023年、始まりましたね~!
皆様、昨年はありがとうございました!
去年一昨年と、コロナウィルスに関することを年間ベスト10記事の前フリで言及してるんですが、今年も外せない話題になってしまいましたねぇ。
マスク生活が日常となり、リモートワークやリモート授業なども定着して、自宅で過ごすことが多くなった方もいらっしゃることと思います。まあ、年中無休のスーパーマーケット勤めの私は、時間的拘束は全く変わりませんが・・・(笑)。
それでもなんだかんだで、やはり感染防止の配慮などの負担は大きいので、なんとか人類の叡智がコロナウィルスを凌駕してくれるといいなぁ、と願ってます。撲滅は難しくても、重症化を防ぐ薬とか、早期発見の手立てとか、対処さえできれば今みたいに隔離されるようなことがなくなるとか。
医療従事者の皆様、研究者の皆様、心より応援しております。
はてさて、ワタクシの今年の読了数ですが、70作品。
おぉ、去年はそれなりに読めている。時期によってすごくバラツキがあるということもなく、結構コンスタントに読めましたねぇ。
今年も、この調子で読み続けたいですね。なんせ、〈読みたい本リスト〉は尽きるどころか、長くなるばかりですから(笑)。
それでは、年間ベスト10の発表をいたしましょう。
〈水無月・R的・2022年読了作品 ベスト10!〉
1位 『タイタン』 野崎まど
超絶文系人間のハートを鷲掴み!AIにとっての〈仕事〉とは。
2位 『この本を盗む者は』 深緑野分
ザッツ・マジックリアリズム!!物語って、素晴らしい。
3位 『獣たちの海』 上田早夕里
切なくも懸命に生きる者たち。彼らを見守りたいと思いました。
4位 『遠巷説百物語』 京極夏彦
始末は一部、ついたものの、道半ば。
5位 『ヒトコブラクダ層ぜっと』(上・下) 万城目学
壮大なアドベンチャーストーリーの中にぶっこまれる笑いが、秀逸すぎる。
6位 『機巧のイヴ ~帝都浪漫篇~』 乾緑郎
機巧人形の起動条件は、ひとに想いを寄せられること。
7位 『残月記』 小山田雅久仁
月にまつわる、3つの物語。ひたすらに強烈な印象。
8位 『ぜんしゅの跫』 澤村伊智
とにかく、理不尽。そして暴力的。怪異とはとかく恐ろしいもの。
9位 『一橋桐子(76)の犯罪日記』 原田ひ香
お金の心配もさることながら、人との関わりも大事。
10位 『狗神』 坂東眞砂子
ザ・土着民俗学系ホラー。不信感と悪夢と狂気が浸透していく。
上記ランキング以外も、良かった・面白かった・泣いた・ドキドキした・・・という作品がいっぱいでした。
毎年のことですが、選ぶのが心苦しいぐらい、どの物語も、いいえ実用書や図鑑や画集なども〈読むことの喜び〉を私に与えてくれました。
どんな作品も、ワクワクしながらページをめくって、新しい物語・知識が私の中に流れ込んでくるのを、本当に楽しめました。
そういえば去年は、自分を〈超絶文系人間〉と称することが多かった気がしますねぇ。
本格SFはサイエンス部分についていけないので、わりとライトなSFが好きです。多分私は、〈サイエンス・フィクション〉じゃなくて〈サイエンス&ファンタジー〉なSFが好きなんだと思います。今年もそういった作品を、読んでいきたいですね。
そして、新しい作家さんとの出会いも結構ありました。
どんどん素晴らしい才能がでてくるので、本当に〈読みたい本リスト〉が長くなるばかりですよ(笑)。
一時期「もうこれ以上新しい作家さんには手を出せない・・・」とちょっとだけ思い悩んでた時期(数年以上前)もあるのですが、今は「そんな腑抜けたことは言ってらんないね!果敢に攻めていく!・・・読みきれなくても致し方なし!」と開き直っております。
自分の心赴くまま、今年も読みたい本をどんどん読んでいきたいです。
去年までに読めた、素晴らしい作品たちに感謝を込めて。
そして今年も、私と皆様に、素晴らしい物語との出会いがありますように。
今年もまた皆様と、いろんな本のお話が出来たら嬉しいです♪
よろしくお願いします!!
(2023年1月1日)
※そういえば昨年は、「ウェブリブログ」から「Seesaa」へのブログ引っ越しも、したのでした。
操作方法が違ったり、使えなくなった機能があったり、色々バタバタしましたが、やっと落ち着いてきたように思います。
ただ、このブログも1300を超える記事をUPしてきておりまして、隅々まで目が届いておりません。
何か気になる点や改善点などあったら、遠慮なくコメントして頂けると助かります。
対応出来るかどうかは、正直私のポンコツきわまる能力次第・・なのですが・・・(^_^;)。
ブロガーさんにご許可頂いたレビューをご紹介します♪
☆おすすめです!☆
この記事へのコメント
苗坊
ランキング、既読は5位だけでした~
9位の作品は今予約中なので読むのが楽しみです^^
水無月さんがおっしゃるように、読みたい本ってどんどん増えていきますよね^^;全然追いつけないですがそういう作品がたくさんあるって幸せなことだなと思います。
相変わらずのコロナ禍ですが、感染対策を万全にしつつうまく付き合っていかなければならないのかなと思います。でも、いい加減何とかしてほしいですよねー。
yori
さて、昨年のランキング、東巷説は今読んでいます。それ以外は未読、万城目さんは新作なのかな? 気になります!! 今年の読書委の参考にさせていただきます!!!
水無月・R
そうなんですよ、読みたい本はどんどん増えるんですが、まあそれも楽しいんですよね。
今年もたくさん本のお話をしましょうね!
よろしくお願いします!
水無月・R
万城目さんの『ヒトコブラクダ~』は、2021年の作品ですね。分厚くて上下巻で、ちょっとボリュームがすごいんですが、とにかく面白いです。オススメですよ!
今年も、色んな本のお話をしたいです。
よろしくお願いします。
latifa
わーい、ベスト楽しく拝見しました。
とはいえ、知らない本も一杯ある・・・。
私が読んだ事があるのはコレだけでした。
9位 『一橋桐子(76)の犯罪日記』 原田ひ香
面白かったですよね。
ドラマも放映されたけど、、ドラマ版は、よりコメディチックな感じになっていて途中で挫折しちゃったわ。
未読の作品も今後の読書の参考にさせて下さいね!
お仕事、年中無休の接客業って大変ですよね。
私も似た様な仕事をしていたことがあります。
すごい昔は1日に出勤すると、小さなぽち袋を頂いたりしてたっけ。今はお正月でもやってる処の方が多かったりしますものね。
水無月Rさん、今年もどうぞよろしくお願いします。
水無月・R
『一橋桐子の~』は、面白かったですねぇ。
桐子さんの目論む犯罪がどんどん重くなるの、ちょっとドキドキしましたが。
しかし、本当に世の中にはいろいろな本が沢山ありますよねぇ。あちこちのブロガーさんのところで、新しい「おすすめ本」を発見してしまい、またまたリストが(笑)。
今年も、たくさん本のお話をしましょうね!
よろしくお願いします!
todo23
私もTop10を挙げてみました。
http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/30548234.html
しかし、重なりませんねぇ。
まあ、私がミステリーやホラーは基本読まないことにしているのでね。
万城目さんはニヤミスですね。『ヒトコブラクダ層ぜっと』は昨年読んだので、今年は新作『あの子とQ』を入れましたよ。
本年もよろしくお願いします。
水無月・R
ミステリーやホラーは、読まれないんですね~。
私は怖がりのくせに、ホラー読んでは「怖い怖い怖いッッ」と騒ぐ、うるさい読者です(笑)。
ミステリーも、全然謎解きできなくて、「やっぱ頭のいい人は違うわぁ(笑)」と感心しながら読む人です。
・・・書いてて、アタマ悪すぎな気がしてきました(笑)。
今年も、色んな本のお話をしましょう!
どうぞよろしくお願いします。
todo23
元々好きでして結構溺れていたのですが、ずいぶん昔に「もういいや!」と
洪水のように出版される小説の中でミステリーとホラーを切り捨てると随分選択が楽になりました。それでも読みたい本は多すぎるくらいで。
もっとも、ミステリーもホラーも特定の作家については手を出しています(恒川さんとか)
水無月・R
あ、そうでした。恒川光太郎さんとかは、読まれてましたね。
たしかに、ジャンルを選べば、少しは楽になるのかしら・・・。
しかしながら、〈読みたい本リスト〉が長くなる、と思いつつ「あれも読みたい、これも読みたい」と煩悩しきりの私は、読むジャンルを整理するなど出来ませぬ(笑)。