『サクッとわかるビジネス教養 新 お金の基本』/杉山敏啓(監修) 〇(実用書)


フルカラーでイラストを多用し、200ページ弱、ホントに基本の基本が書かれた入門書なので、「今までお金のこと全然知らなかった」という人向けかなと思います。
日大経済学部の教授である杉山敏啓さんが監修の本書、『サクッとわかるビジネス教養 新 お金の基本』、ホントに〈サクッとわかる〉だったので、ちょっと笑ってしまいました。
でも、きちんと全部を網羅したら、それなりにお金の知識の基礎体力が付きそうです。 

「お金の基礎知識」では、一万円札にはなぜ「一万円の価値」があるのか?から始まって、金利・円高円安・キャッシュレス決済・ローン・会社のお金の話。
「税金・社会保険・年金」では、なぜ税金を払うのか?から、確定申告・源泉徴収・相続贈与・社会保険・年金の話。
「稼ぐ・貯める・増やす方法」では、一生に必要なお金・収入アップ・貯め方・お金の運用の話。
「生命保険・損害保険」では、何故保険に入るのか、生保・医療保険・火災保険・自動車保険の話。

うん、まさに〈基本のキ〉ですね。
正直、「もう知ってる~」という話がほとんどでしたが、これだけ優しくイラストで直感的にわかりやすく説明されてると、初めて「お金について学びたい」という人にすごく向いてるというのがわかりますね。
ただ、初心者には「株の売買」やFXはあまり向いてないと思うので、その辺は参考程度にした方がいいと思います。これらは、きちんと勉強してしっかり理解したうえで手を出すべきなんだけど、理解するのがすごく難しいと思うので。

「お金の基本知識」「税金・社会保険・年金」の章は特に、もともと知ってたことも多いのですが、ぼんやり理解してたことをきちんと整理して読んだら、解像度が上がりました。やっぱり、年末調整は大事ですね(笑)。先日、そこそこの額が返ってきてビックリしましたもん。
相続のことも、さらっとだけど書かれていて、自分が今まで思ってたことと違ったので、驚きました。相続税って、相続した人が直接払うのではなくて、亡くなった方の住所地の税務署に一括で申告して納税するんですね~。

途中に挟まるコラム、軽くさらっと書いてあるけど、大事なことだなぁと思いましたね。
ただ「ふるさと納税を利用するなら資金繰りに注意!」には…いやいや、そりゃそうでしょうって思いましたけど(笑)。だいたい、ふるさと納税ってお金は返ってきませんからねぇ。

「お金の知識」の入門書、サクッと読めて、今まで持ってた知識の再確認が出来ました。

(2025.12.28 読了)

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