はぁ~、面白かった!!〈成瀬 シリーズ〉の宮島未奈さんの青春小説なんだから、読む前から面白いのは、わかってましたよ(笑)。
でもさ、その予想のはるか上をいく面白さなんですよ!私も、〈高校生に戻って平安部に入りたい!〉な~んて思っちゃいました。
〈成瀬 シリーズ〉以上に、青春してましたね~。いやはや、良き哉良き哉。
タイトルの『それいけ!平安部』は、平安部の活動の時の掛け声。元気いっぱいの若者たちが円陣組んでこんな掛け声掛けてたら、いやもうオバちゃん微笑ましくて微笑ましくて。飴ちゃん配りたくなってきました(笑)。
高校入学式のその日、クラスで出会った女の子・安以加は、第一声で「平安時代に興味ない?」「あたし、平安時代が大好きなの!」と、〈平安部〉を作りたいんだと宣言する。安以加に興味を持った栞は、クラスの男子に紹介された大日向くん、百人一首部で紹介された2年生生のすみれ、そして安以加の幼馴染の2年生・幸太郎たちとともに、〈平安部〉を創設し、活動を始める。
〈平安部〉とは何ぞや(笑)。安以加いわく〈平安の心を学ぶ〉のだという。
「平等院雲中供養菩薩像トランプ」で遊んだり、歴史博物館へ行ったりし、文化祭では〈平安時代のテーマパーク〉をやろうと決め、書道教室をやっている安以加の家へ文化祭に使えそうなものを探しに行ったり。
蹴鞠の全国大会を見つけて、元サッカー部の大日向くんを中心に蹴鞠を練習して出場、なんと優勝。
文化祭では、〈来場者に平安を感じてもらえるテーマパーク〉を作り上げる。
5人がそれぞれの個性を活かして、のびのびと楽し気に〈平安部〉を盛り立てていく様子を読んでいて、本当に清々しい気持ちになりましたねぇ。
『成瀬~』の時は、「今の年齢(50代)のまま成瀬と友達になりたい!」って思いましたが、本作では「みんなと同年代になって、私も平安部に入りたいな~」って思いました。青春したい!(笑)
平安部の仲間たち、みんな人柄がいいんですよね。何をやるかよくわからないまま始めた部活なのに、みんな前向きで積極的に取り組んで、他人を貶めるようなことは一切なくて、全力で楽しもうとしてる。
これはもう、青春そのものですよ!!頑張ってる姿を応援したい、ではなくて一緒に楽しみたい、なんですよね~。
安以加や栞と一緒に「いみじ!」って言いたい(笑)。蹴鞠もやってみたい(足引っ張りそうだけど(笑))。
文化祭で大成功を収めたところで物語は終わりますが、これからも続いていく平安部に幸あれ!って思いますね。
蹴鞠の全国大会優勝、演劇部へ協力して宣伝してもらったこと、色々トピックスがあるから、これから部員数も増えるかもしれません。
それでも、仲良く〈平安の心を学ぶ〉という方針は揺らがないで、仲良く楽しく活動していって欲しいな。
すらすら読めて、とっても楽しいので、色んな人に読んで欲しい作品です。
(2024.04.21 読了)
この記事へのコメント
苗坊
成瀬シリーズ以外も読んでいますが、宮島さんの作品は全体的に読みやすいですよね。面白くていつもあっという間に読んでしまいます。もったいない^m^
こちらの作品も、平安部とは何ぞや?と思いましたが、部員たちもよく分からぬままにそれでも考えて突き進んでいく姿に好感が持てました。とにかくやってみようとみんなで取り組んでいく姿に、青春だなーと思いながら読んでいました。楽しそうです^^
私も同じく入部して一緒に青春したくなりました(笑)
水無月・R
それぞれの得意を活かして、一生懸命に取り組む姿が、まぶしかったですね~。
一緒に楽しく〈平安の心を学ぶこと〉に全力を尽くす姿が、輝いてました!
青春って、いいなぁ♪
latifa
GWいかがお過ごしでしょうか^^
これ、楽しい小説でしたね。
宮島さんのお話は明るくて後味も良いのが多い気がします。
安心して?気持ちよく読めますね。
小中学生にもオススメ出来るお話でした。
水無月・R
安以加と栞が、仲間集めを始めるところから、ずっと応援してました。
読んでいて、元気になれる作品ですよね!
周りが反応しまくっちゃう幸太郎のイケメンぶりも、部内ではフツーの仲間扱いになってるのが、すごく良かったです。
みんなで、ずっと仲良く平安部を盛り立てていって欲しいですよね♪