『一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方』ってタイトルからして、読む理由が出オチなんですが(笑)。
ええ、年々落ち続ける記憶力・思考力・その他もろもろ、もともとの能力の低さを何とか底上げできないものかと、手に取った次第であります。
著者の加藤俊徳さんは、〈一万人の脳を診断した脳内科医/医学博士〉だそうで、脳の使い方についてはスペシャリストですね。
冒頭から衝撃。
なんと、40代後半から50代が〈脳の最盛期〉なんだそうですよ。
え?ホントに?私、まさに〈ドンピシャ・今〉なんですけど。今の私の脳のパフォーマンスを考えたら、信じられないんですけど(笑)。
ではでは、この〈最盛期〉を利用して、なんとか〈すごい脳の使い方〉を会得せねばなりませんね。
なんせ、中年期にしっかり脳を働かせると、70代・80代になっても、脳はずっと右肩上がりに成長し続けるんだそうですから。
ただし、この本は「読むだけで頭がよくなる系」の本ではありません。
「読んで→理解して→実践して→定着させる」というステップを踏んでいかないと、結局は「読み流しただけ~」になっちゃう。
そこが難しいんですよねぇ。なんせ、脳の基礎体力が落ちまくってるので(笑)。
まず、脳には「思考系」「理解系」「記憶系」「感情系」「伝達系」「運動系」「視覚系」「聴覚系」の8つの専門分野があり、それらは連携して働くということ。脳への刺激でシナプスに電気信号が送られて、電気信号が増えると発火して、発火するとその情報が別のニューロンに送られる、というのがその連携プレーの姿ですね。
まあなんとなく、予想は出来てましたが、それをどうやるかですよね、問題は。
情報の入力系(視覚系・聴覚系・運動系・感情系)で得た情報を短期反応のファイアリング(発火)し、伝達系・思考系・理解系で受け取って中期反応のファイアリング、そして記憶系・感情系の長期反応ファイアリングが起きる。
大事なのは、入力系での最初のファイアリングが強いこと。そのためには、それぞれの担当分野の入力にバリエーションを持たせること。
・・・上記の情報、本書の最初の1/5ぐらいなんですよねぇ。本書の内容を私が書いたのを読むぐらいなら、読んだ方が早いし、情報が正しいと思うので、もうやめます(笑)。
だいたいね、この本細かく50項目以上にわたって説明がなされてるので、一つずつ取り上げてたらキリがないです。
気になった項目としては、「生活の中で優先順位を明確にして、記憶系のファイアリングを上げること」。
あ~、うん、すご~く心当たりがある。つい、楽な方、刺激の強い方に流れちゃうもんねぇ・・・。
本気を出すべき時には集中し、出来れば決まった時間やタイミングで行うこと、・・・気を付けよう。
それと「発火も大事だけど、消火も大事」。案外、見落としがちですねぇ。
担当分野に対する行動の切り替え、そして何よりも休息(睡眠)。睡眠に関しては、本書以外でも「寝る1時間前からはパソコンやスマホをいじらない」って言われてたりするんだけど、なかなか難しいよねぇ。とはいえ、やっぱり布団に入るギリギリまでスマホ見てたりすると、布団に入ってからもその情報について考えたりしてなかなか寝付けないこともあるし、気をつけなくちゃな~と思いました。
あとは、今までも知ってたけど「何回か情報を見直して、記憶を定着させる」。わかっちゃいるけど、インプットすべき(というより〈したいという欲〉)情報が多すぎて、見直しをする時間を持ててない。日常の情報なんかはいいとして、勉強とか覚えるべきこととかは、やらなきゃな~。
「脳が必要とするのは、長い休憩じゃなくて、短い休憩・短い学習時間」は、意外でした。集中は90分だと思ってたけど、20分なんですね。20分学習して5分休むを繰り返す方が、ファイアリングしやすいんだそうです。
とまあ、色々書いてきましたが、この本の内容を全部は覚えられてません(笑)。
本当は、全部を覚えるなりこの本を手元に置いて、時折読み返したらいいのかもしれないんですが、これは人から借りた本なので。
なんとな~くでも覚えたことを活用しながら、「もっとすごい」かどうかは怪しいものですが、〈脳力の活性化〉は続けたいと思います。
(2026.05.10 読了)
この記事へのコメント