『墓じまいラプソディ』/垣谷美雨 ◎
墓じまいラプソディ [ 垣谷美雨 ] - 楽天ブックス
いやぁ・・・。垣谷美雨さんの作品ってだいたいにおいて、がっつりアラフィフ・バリキャリじゃない勤労主婦(非正規職)な私に、グサグサ来るんですよね~。本作『墓じまいラプソディ』も、〈見て見ぬ振りしたい「お墓問題」〉と〈選択的夫婦別姓〉について、「そうだ!そうだ!」と共感の声をあげたくなるようなエピソード、「あぁぁ~、胃が痛い、関わり合いになりたくない」と頭を抱えたくなるようなエピソード、満載・・・。そして、相変わらず〈出てくる男性陣が旧弊で見栄っ張り〉〈地方の因習がめんどくさすぎる〉をどんどん畳みかけてくるので、イライラもします(笑)。
私、自分のお墓は要らないって人間なのですが(松尾五月と同じくゴミとして捨ててOKなら捨ててもいいとすら思ってる)、それはそれで遺された人たちが遺骨(遺灰)の処分に困るようなので、〈合祀タイプの樹木葬〉を目論んでいます。だって、死んだら終わりだと思ってるし、残された人たちに墓の管理とかめんどくさいことを依頼するのも、嫌なんですよねぇ。なので、「墓じまいすりゃいいじゃん」って思っちゃう(笑)。
松尾家にしろ、中林家にしろ、自分が住んでいない地域での墓の管理なんて、大変すぎる。特に中林家なんて、墓の生花を絶やすと地域の人に後ろ指さされるとか、やってらんないわぁ。それを任される分家の嫁(60代)のイライラっぷり、すごい共感しました。自分たちが入れもしない墓や引き継げもしない古い家屋の管理を、「やって当たり前、ちょっ…









